【第4回】正しいボーカル録音の作法を学ぼう!『エンジニアが教えるボーカル・エフェクト・テクニック』

2016/04/15
by Takashi Watanabe

正しいボーカル・レコーディングについての基礎知識を!

 
株式会社リットーミュージックさんとの共同企画で、全4回に渡ってお送りする『エンジニアが教えるボーカル・エフェクト・テクニック』。
 
 
『エンジニアが教えるボーカル・エフェクト・テクニック』
著: 角 智行 / 発行: 株式会社リットーミュージック
 
本連載では、1人で宅録を勉強中の方が、正しいボーカル・レコーディングについて基礎中の基礎を学ぶ、ということに焦点を絞り、制作ノウハウをご紹介していきます。
 
最終回となる第4回では、前回ご紹介したボーカル・レコーディング中の『トラブル・シューティング』に続き、実際の録音方法についてのアドバイス『ボーカル録音の作法』を学んでいきましょう。
 
 
ボーカル録音の作法

 

本画像は著者および株式会社リットーミュージックより使用許可を得て掲載しています。
無断での転載/複製は固くお断りいたします。
 
 
通して録るか、一部だけ録るか。

 

1曲を通して録音すべきなのか、それとも1行目から細かくチェックして録音するべきか、迷ったりしませんか?本書でオススメしているのは、まずはチェックも兼ねて、1コーラスだけでも通してテスト録音すること。テスト録音をして、モニター環境に問題はないか、リズムや音程はとれているか、そして喉の調子を確認しましょう。
 
細かく区切り過ぎてしまうと、曲全体の『流れ』を失ってしまうことがありますので、注意が必要です。そのうえで、部分録りをする際には、ループ・レコーディングを取り入れてみましょう。撮り直したい場所を、納得のいくテイクが録れるまで繰り返し録音し、その中から気に入ったテイクを選びます。


 

いかがでしたでしょうか?


 

全4回に渡っての連載した『エンジニアが教えるボーカル・エフェクト・テクニック、いかがでしたか?
 
ボーカル・レコーディングについて日々、試行錯誤している皆さんに、少しでもお役に立てれば幸いです。本連載を通じて、あるいは参考にして出来た楽曲がありましたら、いつでも楽曲配信をお待ちしています!
  
最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 


 

正しいボーカル・レコーディングについての基礎知識を!

 

 

定価:(本体1,900円+税)
発行:株式会社リットーミュージック
 
本の詳細はコチラから
 
 
著者プロフィール:角 智行(すみ ともゆき)
 
レコーディング・エンジニア。ミキサーズ・ラボ、YAMAHAエピキュラススタジオ、Sound City Studios(L.A.)、ヤマハミュージックセンター池袋でのエンジニア勤務を経てフリーランスに。現在は、ジャンルを問わずに多くの録音を手掛け、レコーディングだけでなく、マスタリングを含めた総合プロデュースを行っている。著書に『スグに使えるEQレシピ』。

 

 
 

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