2度目まして。TuneCore Japan代表のイイチロウです。おかげさまで、この度アーティストに1000億円を還元できたというNEWSを吹聴しまくっております。まずこの1000億円は、我々をパートナーとして選んでくれたアーティストのみなさんの曲が、時間をかけ沢山の人の耳に届いた一つの「結果」ということです。
おめでとうございます! ということです。
そして還元額が驚異の0円だった、サービスローンチ時に書いた思い・メッセージがこの14年という時間を経てどう変化したか、もしくは変化していないか、またこれからも続く旅路でどう進化していこうかを、なんとなく備忘録として世界へ向けて書いておきます。「あなたの音楽を世界へ 」と、14年前の2012年には言っていたということですが、今ではみんなが言うようになったので、インディペンデント大好きっ子で、天邪鬼な我々は数年前より
あなたの音楽でセカイを紡ぐ ということです。
これを書いている本日(9月10日)も14年前にメッセージを書いた時と同じく、台風が過ぎ去ったあとの大安です。当時と比べ、日本の音楽はローンチ時とは比べものにならないくらい増え、様々なアーティストから溢れ出し、世界へ届き始めております。まだ世界中で大ヒット、日常的にチャートインまでは実現されていませんが、着実にその方向に向かっていますし、より多くの創造的な作品と想像力で必ずそういった時代がくると、今でも信じています。
それを実現するために、これからは「あなたの音楽でセカイを紡ぐ」のです。あなたが生み出す音楽のセカイ感により、身の回りの人や、制作者、業界関係者、メディア、ファンを惹きつけ、それら無数の線が紡がれて太くなっていき、あなたの音楽が「セカイ」中の人々に届き、さらにまた繋がっていく。我々はただ楽曲を届けるだけの存在から、「繋いで、紡ぐ」を可能にしていこうと思っております。そうです「紡いデコJAPAN feat. きっと方法はアニメだけじゃないゾウ」です。
そして、我々は、相も変わらず、アーティストの唯一無二の楽器(ツール)になります。それが、時を経ても変わらず僕らの役割(パート)です。
I am still your Partner ということです。
TuneCore Japanは、全ての楽曲権利者のためのデジタル音楽のプラットフォームといった役割(パート)を果たすために練習を重ね、日々成長してきました。届ける先を増やし続け、今では当初の2サイトから、55サイト、185カ国以上へと拡大しました、これからも増やします。また音楽も“聴く”がメインだった時代から、“使う”といった時代になり、そういったサービスへの提供や、多種多様な権利への対応など役割の幅、回収する額も広げてきております。さらに、これからAIをはじめとした新たな技術が出てくることは容易に想像でき、そういった変化にもいち早く対応し、出来る限り面倒な作業はこちらで巻き取り、みなさんのインディペンデントな音楽活動が円滑に進むようにしていきたいと思います。アーティストのみなさんの役割は、相も変わらず、自分らしく魂のこもった作品(曲)を生み出しまくるということになるかなと思います。
Sell your Music, not your Soul と言う事でしたが。
Stream your music, not your Soulでは、魂を売らずに音楽を売れといった、言葉遊びが出来なくなってしまった……ということです。
昨今曲を売ること自体もめっきり減り、ストリーム時代になりましたが、それでもこの度累計で1000億円を還元するに至りました。1億超えも140組と、この大半がストリーミングからの収益になります。以前、「サラリーマンみたいなアーティストはいりません。その収益で次の作品を創ったり、宣伝したり、人を雇ったり、お酒を飲みまくったり、貯金以外は好きにして下さい(笑)」と冗談っぽく書いておりましたが、どれも現実のものとなっている気がします。我々を利用したのちに、メジャーデビューしたことでサラリーマン化するアーティストも、堅実に貯金しているアーティストもいるのですが(笑)
時々呟かれる「ストリーミングは儲からない」という声は、レーベルや事務所に所属しているアーティストが発していることが多く、アーティスト印税(つまりは全体の数%程度の著作権使用料の、さらにその半分の作詞作家分)のみの話をしていることが多く、ストリーミングが原因というより、各所との契約内容の問題では?と思うことが多々あります。インディペンデントで活動しているアーティストは原盤権の方の収益がメインになるので、その権利の有無で金額が大きく変わります。なんせ世界のデジタル音楽業界は過去最高益をここ数年、更新し続けております。その約70%の収益がストリーミングからになっているということは、「ストリーミングは儲からない」はマクロ的にも成立しない話です。ミクロ的には、もちろん大前提として楽曲が聴かれないと、どちらにせよ儲からないのはどの時代も国も変わらないのですが……少なくとも我々を利用してくれているアーティストは自らの権利や、収入に対する透明性があり、それらの仕組みや理解度も以前より格段にあがったと感じます。
Keep learning ということです。
我々はこれまで一度も値上げせず、なんとかやってきましたが、昨今値段が高いというご指摘を受け、2025年より楽曲を出し放題にできるUnlimitedプランをリリースし、さらに継続的にチャレンジがしやすい環境を整えました。ただし、我々を利用することで必ず「聴かれる、売れる」という保証や、魔法みたいなメニューはありません。結局、人を魅了する作品や感動させるライブ、インパクトのあるプロモーション、戦略的なマーケティング、個々に合ったマネジメント、流行、タイミングなど沢山の要素が、時を経た今でも変わらず必要です。
少しでも「聴かれやすくなる、売れやすくなる」といった機会を、ピッチング、Linkcore、スプリット、マイルストーンといった機能や、自社プレイリスト・自社メディアのTHE MAGAZINE、NEOWNなどを通じて増やしているつもりですが、我々のひとつの課題として残っていると感じております。またこれに限らず、制作費の捻出、ライブ関連、ファンダム、マネージメント、法務・経理などの事務、アーティストのみなさんの成長ステージに応じて必要なサービスが日々、増加しているのも事実で、我々はこれからもそういった問題・要望を順番に解決していければと思っております。
個人が自由に配信を出来るようにしたことで、埋もれていたはずの曲がセカイに放たれ、1000億という市場になりました。J-POP、アイドル、ロックのような人気ジャンルではなかった、HIPHOPやボーカロイドなどのジャンルでもドーム、アリーナでライブが普通に行われるようになりました。沢山の人が、バイトを辞めて音楽で食べていけるようになりました。これからも次なる出来ないことを、出来るようにするためにメンバー一同が挑戦を続けることで、みなさんの活動のセカイが良い感じで広がるように変えていきます。
Game Changer で Challenger ということです。
そして、最後に数名で始めた TuneCore Japanも今では、たくさんの「なかの人(仲間)」がいます。TuneCore Japanはウェブサービスではありますが、企画、開発、運営をしているのは、音楽好きな人たちです。そして、現場でスタッフに会うことがあれば、ぜひ気軽に声をかけてください。みなさまとの会話が我々の大きな原動力の一つです。また、普段より問題が起きないように細心の注意と努力はしておりますが、お叱りを受けることをしてしまうこともあるかもしれません、サービス内のシステムバグなど、僕らが意図しないところで発生することもございます。もしそういったことがあった際には、大らかな心で見守って頂き、こそっとご指摘頂けると嬉しいです(笑) 迅速かつ、神妙な面持ちでこそっと改善・修正致しますので!兎にも角にも、豚の角煮も、
みなさま、いつもご利用ありがとうございます!Thank you All! ということです。
PS: いつもサービスに協力してくれている、アーティストの方々、メディアの方々、音楽団体の方々、配信ストアの方々、弁護士・税理士先生、業務委託を受けてくれている方々、Groupメンバー、そしてTuneCore Japanのメンバーに深く感謝します!
代表 Iichiro Noda

